夏も近づく八十八夜を過ぎた、立夏の5月5日。
絶好の“田植え日和”となったこの日、私たちは青空のもと、いよいよ田植えに挑みました。
五月晴れの空はどこまでも高く、田んぼを吹き抜ける風もご機嫌。
気分は最高!…といいたいところですが、参加者の皆さんはというと、ギャラリーの温かい視線(という名のプレッシャー)に包まれ、やや緊張の面持ちで田植え機に乗り込みます。
田植え機がスイスイと植え進める中、どうしても残ってしまう「はしっこ」部分。
ここは手植えの出番!
しかし田んぼの粘りはあなどれません。油断すると、長靴が田んぼにホールドされてまるで吸盤のように抜けない…!
踏ん張れば前へ進めず、力を抜けば靴が抜ける――そんな“泥のジレンマ”に、笑いと小さな悲鳴が田んぼに響きました。
それでも、泥にまみれながら植えた苗たちは、まっすぐに空を向いています。
今日の一歩が、秋の実りへとつながりますように。


